こんにちは。高橋由奈です。

人は、先に得た情報に無意識のうちに引っ張られた行動をとります。
これを、心理学用語で「プライミング効果」と呼びます。

先行情報は、人の判断基準に大きな影響を与えるため、
ビジネスの現場で活用すれば
自分の商品に興味を持ってもらえる。そして購入してもらえる確率を
高めることができます。

今回は、「プライミング効果」について解説します。

プライミング効果とは

「プライミング」とはあまり聞きなれない言葉ですが、
「prime」という英単語から来ており、日本語だと「第一の」と訳されます。

わかりやすく言い換えると、
「呼び水」という意味にもなります。

プライミング効果とは、事前に与えられた情報が「呼び水」となって、
その後の事柄にも影響を与えることを指します。

プライミング効果の例

例えば、以下の2つの質問をされたとします。

「あなたが好きな果物は何ですか?」

「赤いもので、パッと思いつくものを挙げてください。」

全く関連性の無いこの二つの質問ですが、
2つ目の質問にはイチゴやりんごなど、果物を連想しやすくなります。

これは、「果物」という情報を最初に与えられたことで、
そのあとの質問でも果物に関する想像が自然と導かれているためです。

このような心理作用を、プライミング効果と呼びます。

プライミング効果のビジネスへの活用法

プライミング効果をビジネスの現場に応用する場合、
商品を紹介する際にこちらからお客さまに対して
何かしらの働きかけを行い、情報を与える必要があります。

活用例1)事前アンケートで商品に対する興味や、問題意識を喚起する

prime1

ダイエットサプリメントを販売したい場合。

まだ購入していない潜在層向けにアンケートを実施するとします。
アンケート項目の中に「夏までにもう少し痩せたいですか?」
という質問を設置すれば、多くの方が「はい」と答えると思います。

そして、そう答えることで、回答者は
無意識のうちに「ダイエットについて」意識するようになります。

ダイエットについて意識し始めれば、
自然とダイエットサプリメントにも関心がいくようになるということです。

このように、アンケート内に問題喚起のための質問を設置するのは
ごく一般的な手法として広く使われています。

活用例2)メルマガやブログで継続的に問題喚起をする

お客さまに情報を発信できるメルマガやブログ等でも、
上記と同様の効果が狙えます。

メルマガ等の場合はお客さまとの継続的な接触が可能となるため、
長期間にわたって少しずつ問題喚起をしていくことができます。

まとめ

「人は9割無意識で行動する」と言われますが、
人は自分が思っている以上に「無意識」に支配されて行動しています。

プライミング効果を応用することで、
人の「無意識」の領域に影響を与えることができます。

潜在層に対するアプローチの手段の1つとして、
プライミング効果を利用したプロモーションをビジネスに応用してみて下さい。

では。